みなさん、こんにちは。
徳川の建築設計会社、(株)NARUSEのミノです。
いよいよ新築住宅の工事がスタートすると、まず初めに地鎮祭(じちんさい)を行います。
今回は、愛知県日進市のK様邸にて、実際に行われた地鎮祭の様子を元に、ご紹介いたします。
地鎮祭とは?
地鎮祭とは、
土木工事や建築などで工事を始める前に行う、土地の神様を祀(まつ)り、土地を利用させてもらうことの許しを得る行事。(参考:ウィキペディア)
また、工事の安全を祈願したり、住む人の繁栄を祈る意図もあります。
必ずやらなければいけないの?
地鎮祭は必ずやらなければいけないものではないです。
古くからの慣習で大半の方が行っていますが、断ることも可能です。
どうやって依頼するの?
地鎮祭の準備は、主に施工業者側で行います。
ただし、お供え物に関しては施主が準備する場合が多いです。
以下はお供え物一覧になります。
- お酒
- 水
- 塩
- 米
- 野菜
- 魚
お供え物は、だいたい1万円程度で考えておけばOKです。
地鎮祭の費用を教えて!
気になる地鎮祭の費用ですが、神主への謝礼として2万~3万円程度が相場となっています。
また、上記にプラスして、あいさつ回りをされる方は、お菓子や日用品などの粗品代、
地鎮祭後に宴会をされる場合は飲食費も必要になります。(今のご時世だと、宴会をするお宅は少ないと思います。)
前述したお供え物も合わせますと、あいさつ回りをされない場合でも、4万円前後は準備しておいた方が良いですね。
実際の地鎮祭の様子
この日は雨…ではなくて!
地鎮祭の時は、こういった日よけを建てるのが正解◎なんです!
(※私は今知りました。笑)
お施主様(ご夫婦+お子様)の後ろにいるのは、今回設計を担当した、弊社の三宅になります。
ちなみに、撮影者は代表の成瀬です。
地鎮祭の流れ
地鎮祭の一般的な流れは以下の通りです。(こちらを参考にしました)
- 開会の儀
- お祓い
- 祭壇に神饌(しんせん)を供える
- 祝詞(のりと)をあげる
- 現場を祓い清める
- 地鎮の儀
- 玉串を祭壇に捧げる
- 神饌を下げ、神様にお帰りいただく
- 乾杯
- 神饌品のおさがりをいただく
- 閉式の辞
↓今から、「5. 現場を祓い清める」ところです。
この儀を「四方祓い(しほうはらい)」と言います。
↓お米とお塩、白紙によって土地を清めます。
↓「11. 閉式の辞」
神主さんがお辞儀をして、儀式を終えます。
最後に、みんなで1枚、記念に撮りました。
編集より、ひとこと。
今回は、日進市のK様邸にご協力いただき、地鎮祭の様子をご紹介いたしました。
ここから順に新築工事がはじまりますので、K様邸に密着して、ブログを更新していきますね!
場所:日進市
カメラマン:成瀬、編集:ミノ