みなさんこんにちは。株式会社NAUSEのWeb担当、ミノです。
前回は、注文住宅ステップ②・③「土地の申込(買付)・ローンの審査」で、土地を自分たちで買う場合と、ハウスメーカー・建築会社に依頼する場合の2パターンについてお話しました。
今回は次のステップ、ラフプラン作成の依頼・見積り・発注先の決定についてお話します。
ラフプランの作成を依頼しよう
ラフプランの作成を依頼するときは、相見積り先として3~5社に絞りましょう。
その際は、相見積りしている旨を各社に伝えておくと、お断りすることになったとしてもわだかまりなく終えることができます。
step①:プラン・見積書依頼の時に準備しておくもの
ラフプラン作成を依頼するときは、以下のものを事前に準備しておきましょう。
- 敷地図のコピー
- 敷地の写真・住所
- 地盤状況※
- 譲れないお家の条件
- 予算
- 希望する間取りのイメージ
- 雑誌の切り抜き、外観デザインなど参考になるもの
※役所や不動産会社からの地盤情報を渡しましょう。地盤調査を行っている場合はその内容を伝えましょう。
step②:ハウスメーカー・建築会社にプランと概算見積りを依頼しよう
3~5社絞って、プランと概算見積りを依頼しましょう。
この時のポイントは、同じ条件でオーダーすることです。
譲れないお家の条件、予算、希望する間取りのイメージ、などの各条件の内容を同じにして、それぞれの会社にプランしてもらいましょう。
約2~4週間ほどで、ラフプランと概算見積りが提示されます。
step③:提案されたプラン・見積りを家族で比較検討しよう
各社からプラン・見積りが来たら、必ず見積り説明を受けてください。
プランを見ただけでは、一見要望が満たされていないと思ってしまう時も、別の視点から解決方法を見出してくれていることがあるからです。
見積り説明を受けるときは、ノートなどを持参してメモすることをおすすめします。
そして、ノートを家に持ち帰り、提案されたプラン・見積りを、家族で比較検討しましょう。
- デザイン
- 性能
- 機能性
- 見積り
- 人柄・対応力
など、総合的に判断して決めることをおすすめします。
特に設計事務所や建築会社(工務店)に依頼したときは、建築家の経験や対応力、人柄に触れることができるので、実際に会ってみると良いでしょう。
step④:発注候補を絞ってプラン・見積りを再依頼しよう
家族で話し合いできましたか?
間取り・見積り金額について、家族内で意見が分かれていることもあると思います。
その際は、第三者目線で相談できる窓口に行ってみるのも良いでしょう。
意見の相違がある部分や、プラン内容で気になるところはまとめ直して、発注先候補を絞り、プランの再提案を依頼しましょう。
この流れを繰り返して、最終的に発注先を1社に決めましょう。
3/29追記:発注先が決まったら仮契約(申し込み)をしよう
発注先が決まったら、仮契約をしましょう。
ハウスメーカー、建築会社によって呼び方が異なり、申し込みと呼んでいる会社もあります。
以下では仮契約(申し込み)時のポイントをお話します。
①契約金(申込金)を準備しよう
仮契約(申し込み)を行う際は、契約金(申込金)を準備しましょう。
会社によりますが、だいたい10万円程度であることが多いです。
現金な話になってしまいますが、プランや見積り作業は結構大変なものです。
あまり気軽に依頼されるのは困るので…という意味から、請負金額の一部に充当する場合が多いので、交わす書面で確認してください。
②契約金(申込金)を返金する・しない業者か確認しよう
仮契約にて契約金を支払った後に、キャンセルに至ったとします。
その際に、契約金を返金する業者と、しない業者に分かれます。
この条件については、仮契約を交わす際に確認しておき、それが書面にも明記されているかどうかも見直しておきましょう。
③仮契約を急かすような期間限定キャンペーンに注意しよう
「今月に仮契約していただけましたら、50万円値引きが可能です。」
などと言って、仮契約を急かす業者には注意です。
あとから高い見積り金額を提示してきて、トラブルになっているケースが散見されています。
また、「いつでもキャンセルできます」と言っておきながら、強引に契約まで持ち込もうとする業者もいますので、期間限定キャンペーンには注意しましょう。
編集:ミノ