みなさん、こんにちは。
株式会社NARUSEのWeb担当、ミノです。
前回の記事で、注文住宅を建てるときの9つのステップについてご紹介いたしました。

そこで今回から、9つのステップをひとつずつ解説していこうと思います。
まずは土地・会社選びから…と行きたいところですが、
実際に土地や建築会社を選ぼうとすると「どこで、どのような暮らしをしたいのか」のイメージを膨らませる必要があります。
なので今回は、土地・会社選びの前段階である、注文住宅を建てるときの条件整理について、具体的な実例を紹介しますので、参考にしてくださいね。
注文住宅の希望条件一覧はこれ!整理してみよう
希望条件1:エリア・立地環境

- どこに住みたいか
- 通勤・通学時間
- 実家までの距離
- 夫婦どちらの実家に近い方が良いか
- スーパー・ドラックストアの近さ
- 最寄りに子供を遊ばせれる公園がある
- 小学校・中学校に通いやすい
- 病院・役所など、公的施設が近い
- 道路が整備されている
- 歩道が広い
- 街路灯がある
希望条件2:空間・設備・性能

- 冬暖かくて夏涼しい
- 天然素材
- エコな設備
- 防犯防災にこだわった家
- 耐震・制震・免震
- 家事がラクな家
- 断熱性が高い家
- 自然に囲まれた豊かな暮らし
希望条件3:予算

- いくらまでなら購入可能か(こちらで計算してみてください)
- 毎月の返済可能金額
- ローンは夫婦2人で組むか、どちらか片方で組むか
希望条件4:広さ(平米数・建物面積、土地面積)

延べ床面積の目安は以下になります。
- 2人/50㎡
- 3人/60~80㎡
- 4人/70~90㎡
- 5人/90~100㎡
ちなみに、愛知県で注文住宅を建てた方の住宅面積は、中央値:1人あたり36.6㎡です。(フラット35利用調査より抜粋)
希望条件5:建てたい家

- 木造
- 鉄筋コンクリート
- 平屋、二階建て
- バリアフリー
- 二世帯住宅
希望条件6:家の外観

家の外観イメージは、住宅雑誌やインターネットから調べて集めましょう。
スクラップブックにして、自分たちだけの家づくりノートを作っていきましょう。
- 家の形
- 窓の配置
- 色と素材
希望条件7:家の内観
内観イメージも、住宅雑誌やインターネットで集めましょう。
特に気を付けたいのが、水回り・照明・動線です。

- 内装イメージ
- 収納スペースがたくさん欲しい
- 仕事のできる家にしたい
- 趣味を楽しみたい
- 家族とのコミュニケーションを大切にしたい
- お客さんをもてなしたい
- ペットを飼いたい

- キッチンの向き
- 水回り(トイレ・お風呂場・キッチン)
- 将来的に高齢者と暮らす予定がある
- 来客の頻度
- リビング、各個室の広さ将来のライフスタイルをイメージ
- 家族の人数
- 照明の位置・色味
希望条件8:お庭・外構・エクステリアに求める環境

- 車の台数
- ガレージの有無
- スポーツ
- 家庭菜園
- バーベキュー
- 芝生・人工芝・砂利
- 日当たり
希望条件を整理する際のポイント
背伸びしすぎない。でも素直に書く!
まずは支払いに関してです。
こちらのページで計算すると、たくさん借りれる計算になるかもしれません。
しかし、実際は住宅購入者の2割が月々の返済ができなくなってしまい、自己破産しています。
なので、良い家を建てたいからと言って、背伸びした金額を設定しないようにしましょう。
かといって、すごくコストを抑えてしまうと、注文住宅で建てる意味がなくなってしまうので、叶えたいこと・やりたいことは素直に書き出しましょう。
そのつじつまを合わせるのが、ハウスメーカーだったり、建築設計事務所の仕事です。
「やりたいことはたくさんあるけどお金が…!」とモンモンと悩まれている方は、一度弊社にご相談ください。
設計士と社長が対応させていただきます。(もちろん私もオフィスにいます)
条件で聞かれても今すぐ答えれない…
上記でたくさんの条件を挙げました。
しかし「条件で聞かれても今すぐ答えれないよ…」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、日々の生活を振り返ってみたり、憧れのライフスタイルを考えてみること!

日々の生活を振り返ると、例えば、
- 家族の起床時間に差がある→寝室の数を増やす?
- ペットが早朝にゴソゴソしがち→リビングの音が寝室に響かないような防音対策をする?
など、新しい条件が浮かんでくるはずです。お互いの譲れないポイントも出すといいですね。
ぜひご家族みなさんで話し合ってください。
編集:ミノ