みなさん、こんにちは。
株式会社NARUSEのWeb担当、ミノです。
本日は、注文住宅を建てたい方向けに、どのように情報収集すれば良いか?についてお話ししていきます。
注文住宅を購入するときの情報収集の方法は?
注文住宅を購入するときに、主に情報収集されている媒体は以下6つでした。
- 住宅展示場
- 知人の紹介
- インターネット・SNS
- 自身・親族・知人の勤め先で
- 住宅情報誌
- 新聞の折込チラシ
さらに、中部エリア×注文住宅に絞り、情報収集方法を調べたところ、以下3つが主流でした。
- インターネット・SNS
- 住宅展示場・モデルルーム
- 知人の紹介
私の当初の予想では、「住宅業界は成熟してるから、最新の情報収集方法があるのでは!?」と思っていたのですが、
インターネット・SNSを上回るような方法はあるものの、ごく一部の会社が、VRを使った住宅展示場見学を提供しているようでした。
では、住宅購入を思い立ったその日から、何をインターネット・SNSで調べたら良いのでしょうか?
また、住宅展示場・モデルルームに行くときは何を見れば良いのでしょうか?
step1:注文住宅の購入を考えてるけど、インターネット・SNSで何を調べたらいい?
「家を安く買う方法かなぁ。」
「不動産会社に騙されない方法とか?」
「名古屋で人気の設計事務所とかかな?」
などなど、ふんわりしていませんか?
まずは初めに、注文住宅をつくるときの流れについて調べましょう。
注文住宅を建てるときのステップは、大きく分けて以下9つになります。
①土地探し・会社選び
②土地購入の申し込み
③住宅ローンの借入先探し・事前審査
④家のラフプラン(間取りの叩き台プラン)作成
⑤建築費用の見積り依頼・建築会社の決定
⑥工事・土地の契約
⑦住宅ローン申し込み
⑧着工(工事開始)
⑨完成・引き渡し
これらについては、また別の記事で詳しく書きたいと思います。(ひとまず、参考リンクを貼り付けておきますね。ご参考まで。)
注文住宅を建てる流れがわかったところで、次に以下の3つについて調べてください。
- 住みたいエリア(地域・立地条件・広さ)
- 予算(月々の返済費+火災保険料+修繕費の積立を含めること)
- 好みのデザイン(家族で希望を出し合ってください)
また、上記を調べるにあたり、意識してほしいことがあります。
- 住みたいエリア→希望エリアの相場観を身に着けるつもりで調べましょう。
- 予算→借りれる額と返せる額は違います。月々の返済費+火災保険料+修繕費の積立も含めたうえで、余裕をもたせて予算を組みましょう。
- 好みのデザイン→家族みんなで好きなデザインについて話し合い、建築会社を絞りましょう。
まずは上記3つだけで、1か月以上かかると思います。
一生に一度の大きな買い物ですので、うやむやにせずに調べて話し合いましょう。
step2:住宅展示場にはまだ早い!住宅情報誌を読む&希望を整理しよう!
なんとな~く住みたいエリアと相場観を把握してきたし、予算も決めた。デザインはもう頭の中にある。よし住宅展示場へ!
ストーップ!お客様、まだ少し早いです!
インターネット・SNSは鮮度が高い情報発信は得意ですが、正確性に欠けるところがあります。
step2では正確かどうかを確かめるためにも「SUUMO注文住宅 – 東海で建てる – 」など、地元の建築会社や工務店が掲載されている情報誌に目を通しておきましょう。
住宅情報誌で注目してほしいところは、以下になります。
- 住宅のデザインと建築会社→地元の工務店で好みの会社があればコストを抑えられる可能性があります。
- 建築費用→内訳があるものを参考にしてください。会社によって、「本体価格」の基準が違い、割安に見えるようにしている場合があります。
雑誌に載っている家は、おしゃれな家具やインテリアで印象を良くしているので、「もしも自分の家のものがここにあったら…」とイメージを膨らませるのも、住宅雑誌の読み方のコツです。
step3:いよいよ住宅展示場・モデルルームへ!何を確認すれば良い?
いよいよ住宅展示場へ!
ここでは住宅展示場で何を確認したら良いか?と、持ち物についてお話します。
まずは持ち物について。
筆記用具・メジャー・カメラ(スマホ)を持参しましょう。気になったところがあればメモ&写真に残しましょう。
この時は、
- 依頼したい建築会社
- 建てたい家のイメージ
- こだわり
- 自分が建てたい住宅の知識
がある状態で行くことをおすすめします。(でないと、営業マンの独壇場と化してしまうため。)
次に、住宅展示場で確認する4つのチェックポイントについてです。
- 住宅性能→省エネ・耐震性・耐久性など、構造の確認をしてください。基礎の造りや屋根裏・床下など、目に見えない部分についてのメリット・デメリットも聞きましょう。
- オリジナル製品→建築会社の色が出やすく一番力を入れている箇所になるため、自分たちの好みやこだわりと合うか、見てみましょう。
- 写真では感じられないもの→質感・解放感・移動のしやすさなどの「体験」をしてください。
- 営業マンとの相性→設計~引渡し~アフターフォローまでの窓口担当者になるため、任せられるかどうかをチェックしましょう。
特に「写真では感じられないもの」に関しては、展示場を流し見してしまうのはNG。
実際の生活と同じような動きをしてみて、動線を確かめてみましょう。
また、住宅展示場の家はオプションがたくさんついていて、実際自分たちが建てる家の予算とは見合わない可能性があるので、標準仕様の部分と土地の条件を聞いておくことも重要になります。
おまけ:収集したたくさんの情報はどうやって管理する?
step1~step3までで、たくさんの情報をインプットし、付箋やメモ書きもたくさんになってきたと思います。
そこでおすすめしたいのが、「家づくりノート」です。
これは自分たちの希望や条件を可視化するだけでなく、大手メーカーに頼む場合なら営業担当へ、地元の工務店や設計事務所に頼むなら設計士へ、明確に伝えるためのツールになります。
一度「家づくりノート」で検索してみてくださいね。
(おそらく検索結果が少ないと思いますので、また別の記事で扱いたいと思います。)
今回のコラムはここまで。次回の投稿をお楽しみに~!
編集:ミノ